PCでFPSゲームをプレイする方なら、マウスの持ち方や持ち方に適したマウス選びは重要です。
本記事では、マウスの持ち方のひとつであるかぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウスと選び方について解説します。
かぶせ持ち用のおすすめゲーミングマウス
Logicool G PRO X Superlight
G PRO X Superlightは、特定の持ち方を限定せず、どんな持ち方にも合う万能マウスです。
APEXで有名なImperialHal選手やSelly選手をはじめ、多くのプロゲーマーも愛用していることで知られています。
サイズは縦125mm・横63.5m、重量は63g以下となっており、かぶせ持ちはもちろん、つかみ持ちやつまみ持ちにも使えます。
バッテリーは満充電だと70時間連続で使用する事が可能で、長時間FPSゲームでも安心。
有線と無線の両方の接続に対応しているので、「無線は接続面に不安がある」という方でも使いやすいのもいいところですね。
Logicool G703h
G703hは過去にAPEXで有名なRas選手も過去に使用していたデバイスで、1万円以内で買えるゲーミングマウスとして人気があります。
サイズは縦124mm・横68m、重量は95gとゲーミングマウスの中でもどっしりとしており、かぶせ持ちがしやすいサイズ感です。
G703hの特徴としては、人間工学に基づいたエルゴノミクス形状で、握りやすく快適にマウス操作をすることができるのも特徴。
1万円以内で購入できるマウスのためコスパも高く、エントリーモデルとしてかぶせ持ち用のマウスを探している方にはおすすめです。
Razer Viper V2 Pro
Viper V2 Proは、VALORANTのプロゲーマーであるShyy選手やDep選手をはじめ、様々なプロゲーマーも愛用しています。
サイズは縦125mm・横66m、重量は59gと軽量&小型のサイズ感で、つかみ持ち寄りではありますが、かぶせ持ちとしても使いやすいマウスです。
最大30000のDPIセンサー搭載で高精度なマウス操作が可能となり、少ない動作で高精度なエイム操作をできます。
バッテリーは満充電で最大80時間の連続使用が可能。
さらに有線と無線の両方の接続に対応しており、ゲーミングマウスに必要な要素を最大限盛り込んだマウスと言えるでしょう。
販売価格は2万円台とゲーミングマウスの中では高額なのが欠点ではありますが、全体的に作り込みが高いゲーミングマウスです。
Razer DeathAdder V3 Pro
DeathAdder V3 Proは人間工学に基づいたエルゴノミクス形状で、握りやすくかぶせ持ちにとくにフィットするゲーミングマウスです。
サイズは縦127.5mm・横67mと、同価格帯のViper V2Proと比べても一回り大きく、つかみ持ちまたはつまみ持ちならViper V2 Pro、かぶせ持ちメインならDeathAdder V3 Proと使い分けるのもおすすめ。
重量は64gなので操作がしやすく、長時間のゲームでも疲れにくいですね。
最大30000のDPIセンサー搭載で高精度なマウス操作ができるのも魅力の一つで、細かいエイム操作を求めている方にはピッタリの性能と言えるでしょう。
販売価格は2万円台と高額で左右非対称なのが難点ですが、総合的に見てもかなり優秀なゲーミングマウスです。
BenQ ZOWIE ZA13-C
ZOWIE ZA13-CはVALORANTのプロゲーマーであるGON選手も使用しているゲーミングマウスで、有線マウスの中ではかなり使いやすくおすすめです。
サイズは縦121mm・横63m、重量は65gと軽量マウスの中では重めに入る部類ですが、逆にかぶせ持ちにぴったりなマウスとなっています。
形状は左右対称なので、かぶせ持ちだけでなくつかみ持ちやつまみ持ちでも使いやすいのが魅力。
さらにパラコードケーブルで、マウスを操作したときの引っかかり感がなく有線でも快適にマウスを操作することができます。
有線マウスの中では完成度が高く、万人におすすめのゲーミングマウスです。
Pulsar Gaming Gears X2V2
Gaming Gears X2V2は、軽量マウスでつまみ持ちやつかみ持ちの方にとくにおすすめのマウスですが、かぶせ持ちでも十分使うことが出来ます。
サイズは縦120.4mm・横63m、重量は53gの超軽量で高さは38mmと低めなのが難点。
DPIセンサーも最大26,000なので高精度なマウス操作が可能で、さらに光学式スイッチでチャタリングが起きにくいのも魅力です。
ビルドクオリティが非常に高く、かぶせ持ちでも意外とフィットする形状になっているので、持ち方に限定せず万人におすすめのゲーミングマウスです。
かぶせ持ちに適したゲーミングマウスの選び方
かぶせ持ちなら重量はそこまでシビアじゃない
基本的には、ゲーミングマウスは持ち方に限定せず軽いものを選ぶのがおすすめです。
その理由として、重量があるマウスだと操作時の負担が大きく疲労感がたまりやすいというデメリットがあります。
現在の軽量マウスは50g前後が多く、最低でも70g以下のマウスを一つの目安として選ぶのがおすすめです。
ただし、かぶせ持ちのメリットとしてマウスの重量をあまり感じないというのがあります。
重量のあるマウスを操作していても、かぶせ持ちならあまり疲労を感じることがないため、重量はあまりシビアにならないでも問題ないでしょう。
とはいえ、かぶせ持ちでも軽量マウスを使うことでマウス操作の速度が上がるというメリットもあるので、基本的には軽量のマウスを選んで問題ありません。
形状的に力を入れづらくて疲労感がたまるマウスもあるので、重量と合わせてサイズや形状もあわせて確認しましょう。
エルゴノミクス形状のマウスがおすすめ
かぶせ持ちととくに相性がいいとされているマウスは、エルゴノミクス形状のマウスです。
エルゴノミクス形状は人間工学に基づいた左右非対称のマウスで、G703hやDeathAdder V3 Proが有名です。
大きめのサイズ感となっており、手でがっしりとつかめる形状のためかぶせ持ちがしやすいという利点があります。
小さめのサイズのマウスだと、かぶせ持ちをするのにサイズが足りなくてつかみ持ち寄りになったり、力を入れづらくなりパフォーマンスが低下する可能性があります。
そのため、かぶせ持ちメインでマウスを使う方は、基本的にはエルゴノミクス形状のマウスを選ぶのがいいでしょう。
無線に対応しているか
かぶせ持ちに限らず、マウスを選ぶ上で無線なのか有線なのかは非常に重要です。
どちらがおすすめかについては、好みやプレイスタイルによって分かれるため一概には言えませんが、一番無難なのは無線と有線のどちらにも対応しているマウスを選ぶのがいいでしょう。
無線にするか迷ったら、LogicoolのG PRO XやRazerのViper V2Proなどの両方の接続方法に対応しているマウスを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、主流なゲーミングマウスはワイヤレスでも入力遅延が7ms以下であるものがほとんどで、現在では有線と無線で入力遅延の誤差はほぼありません。
特別なこだわりがない場合は、可動域も広がり利便性のあるワイヤレスマウスを筆者としてはおすすめします。
かぶせ持ちって弱いの?
かぶせ持ちはつかみ持ちやつまみ持ちと比べて採用しているゲーマーが少なく、「かぶせ持ちって弱いの?」と疑問に思う方もいますが、かぶせ持ちは決して弱い持ち方ではありません。
かぶせ持ちは持ち方に安定感があるため、腕や指への負担が少なくなり、エイム操作の安定感が増すというメリットがあります。
とくにローセンシのゲーマーだとマウスの可動域が大きいため、かぶせ持ちはおすすめの持ち方と言えるでしょう。
それでもかぶせ持ちのデメリットが気になるという方もいるでしょう。
そういった方は、かぶせ持ち寄りのつかみ持ちをするのもおすすめです。
かぶせ持ちからなら持ち方を切り替えても違和感が少なく、かぶせ持ちだけよりも緻密なエイム操作がしやすいという利点があります。
かぶせ持ち寄りのつかみ持ちを採用しているプロゲーマーも多く、APEXプロゲーマーのRas選手や、VALORANTプロゲーマーのLaz選手も、かぶせ持ち寄りのつかみ持ちを採用しています。
まとめ
かぶせ持ちにおすすめのマウスは、重量やサイズなどをしっかりと確認することで自分に合ったマウスを選べます。
本記事で紹介したゲーミングマウスを参考に、かぶせ持ちがしやすいマウスをぜひ選んでください。