Pixio PX278 Waveは、27インチ・WQHD解像度に対応した高性能ゲーミングモニターです。
最大180Hzのリフレッシュレートと1ms応答速度に加え、鮮やかな色再現やFreeSync Premiumにも対応しており、FPSやRPGはもちろん映像視聴にも幅広く活躍します。
本記事では、PX278 Waveのスペックや実際の使用感、ユーザーからの口コミ、最適な設定方法、さらにPixioの他モデルとの比較まで徹底的に解説します。
購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

Pixio PX278 Waveのスペック詳細

項目 | スペック内容 |
---|---|
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 2560×1440(WQHD) |
リフレッシュレート | 最大180Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
パネル種類 | Fast IPS |
輝度 | 400cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
色域 | DCI-P3 95% / sRGB 132% |
視野角 | 178°(水平 / 垂直) |
HDR | VESA DisplayHDR 400 |
映像入力端子 | HDMI 2.0 ×2、DisplayPort 1.4 ×1、USB Type-C(DP Alt Mode対応) |
その他機能 | AMD FreeSync Premium、G-SYNC Compatible、フリッカーフリー、ブルーライトカット、高さ調整・チルト・スイベル・ピボット対応スタンド、VESAマウント対応(100×100mm) |
サイズ | 約614 × 370 × 100 mm(スタンド除く) |
重量 | 約6kg |
カラー展開 | ホワイト、ブラック、パステルカラー(複数色展開) |
保証期間 | 3年間(パネルは1年間) |
Pixio PX278 Waveの特徴

WQHD解像度と180Hzリフレッシュレートで滑らかな映像体験
Pixio PX278 Waveは、2560×1440(WQHD)の高解像度に加え、最大180Hzのリフレッシュレートに対応しています。
フルHDよりも高精細な映像を映し出しつつ、動きの激しいFPSやMOBAでも滑らかに描画可能。
競技性と映像美を両立させたい方に最適です。
1msの応答速度とFreeSync Premium対応
応答速度は1ms(GTG)と非常に高速で、残像や遅延を最小限に抑えます。
さらにAMD FreeSync PremiumやG-SYNC Compatibleに対応しており、カクつきやティアリングを軽減。
シビアなゲーム環境でも安定した描写が得られます。
IPSパネルと広色域で映像も美しい
Fast IPSパネルを採用し、DCI-P3 95%・sRGB 132%の広色域に対応。
発色の自然さと鮮やかさを兼ね備えており、ゲームだけでなく動画鑑賞や写真編集でも活躍します。
視野角178°により、どの角度から見ても色の変化が少ないのも魅力です。
HDR400対応で明暗表現が豊か
VESA DisplayHDR 400認証を取得しており、通常のSDR表示に比べて明暗の幅が広く、リアルで立体感のある映像を楽しめます。
映画やRPGなど、没入感を重視したいコンテンツで特に効果を発揮します。
充実した接続端子とUSB-C対応
映像入力はHDMI 2.0 ×2、DisplayPort 1.4、USB Type-Cを搭載。
USB-CはDP Alt Modeに対応しており、MacBookなどノートPCやタブレットをケーブル1本で接続可能です。
普段使いからクリエイティブ用途まで幅広く対応します。
多機能スタンドで快適な姿勢に調整可能
スタンドは高さ調整、チルト、スイベル、ピボットに対応しており、作業環境や姿勢に合わせて柔軟にセッティング可能です。
VESAマウント(100×100mm)にも対応しているため、モニターアームを使った省スペース設置もできます。
デザイン性の高いカラーバリエーション
Pixio PX278 Waveは、従来のゲーミングモニターに多いブラックだけでなく、ホワイトやパステルカラーといったカラーバリエーションを展開。
インテリアに調和するデザイン性があり、ゲーミングルームやデスク環境をスタイリッシュに彩ります。

使用感について
ゲームでの体験
実際にFPS(ValorantやApex Legends)で使用した場合、180Hzリフレッシュレートと1ms応答速度のおかげで残像感の少ない滑らかな描写を体験できます。
敵の動きがくっきり見えるため、反応速度が勝敗を分けるゲームにおいて有利に働きます。
またFreeSync Premium対応により、画面のカクつきやティアリングを抑えて安定したゲーム体験が可能です。
日常利用・映像視聴
WQHD解像度とIPSパネルの組み合わせで、文字表示はくっきりとし、動画や映画では色彩豊かな映像を楽しめます。
特にHDR400対応によって、暗部のディテールが潰れにくく自然な映像表現が可能です。
YouTubeやNetflixなどのストリーミング視聴にも最適です。

Pixio PX278 Waveの評判・口コミまとめ
良い口コミ

180HzのリフレッシュレートでFPSが格段に快適になった



IPSパネルの発色がとても綺麗で、RPGや映画鑑賞にも最適



USB-C対応でノートPCとケーブル1本で接続できるのが便利
悪い口コミ



スピーカー非搭載のため外部スピーカーが必須



スタンドは優秀だが、本体重量がやや重め



HDRはあるが、上位モデルのような高輝度までは期待できない
Pixio PX278 Waveの口コミを総合すると、高リフレッシュレートとWQHD解像度による快適なゲーム体験や、IPSパネルの美しい発色が特に高く評価されています。
一方で、スピーカー非搭載や重量面に関する意見は見られるものの、外部オーディオ機器を使用するゲーマーにとっては大きなデメリットにはなりにくい印象です。
PX278 Waveは「FPSで勝ちたいゲーマー」と「映像美を重視するユーザー」の双方を満足させるバランス型のゲーミングモニターといえるでしょう。
価格帯を考慮してもコストパフォーマンスに優れており、口コミ全体からは満足度の高さがうかがえます。


Pixio PX278 Waveのメリット・デメリット
メリット
- 27インチWQHD解像度で高精細な映像を表示
- 最大180Hz&1ms応答速度でFPSに最適
- IPSパネル&広色域で発色が鮮やか
- HDR400対応で映像の明暗表現が豊か
- USB-C対応でノートPCやタブレットとも接続可能
- 高さ調整・ピボット対応スタンドで柔軟な設置が可能
- カラーバリエーション豊富でインテリアに馴染む
Pixio PX278 Waveは、高解像度と高速リフレッシュレートを兼ね備えた万能ゲーミングモニターです。
映像の美しさと動作の滑らかさを両立しており、FPSからRPG、映像鑑賞まで幅広い用途に対応できます。
さらにUSB-Cや多機能スタンドを備えているため、仕事とゲームを1台で両立させたい方にもぴったりです。
デメリット
- スピーカー非搭載のため外部機器が必要
- 本体重量が約6kgとやや重め
- HDRはDisplayHDR400であり、本格的なHDR表現には物足りない
- 高リフレッシュレート重視のユーザーには240Hz以上のモデルに劣る
デメリットとしては、スピーカーが内蔵されていない点や重量感が挙げられます。
HDR性能もエントリーレベルにとどまるため、本格的な映像制作や高輝度表示を求める方には物足りないかもしれません。
また、競技レベルのeスポーツプレイヤーには240Hz以上のモデルが適しています。


Pixio PX278 Waveのおすすめ設定
FPS向け設定
FPSゲームでは、敵の動きを正確に捉えるために「視認性」と「遅延の少なさ」が重要です。
以下の設定にすることで、暗所の敵も見やすくなり、リフレッシュレートを最大限に活用できます。
項目 | 設定値 | 解説 |
---|---|---|
リフレッシュレート | 180Hz | 滑らかな映像で敵の動きを追いやすい |
FreeSync Premium | ON | ティアリングやカクつきを防止 |
ブラックイコライザー | +5 | 暗所を明るくして敵を見やすくする |
RPG・動画視聴向け設定
RPGや映画鑑賞では「色の鮮やかさ」と「自然なコントラスト」がポイントです。
以下の設定にすると、映像美をより引き立てながら目に優しい表示になります。
項目 | 設定値 | 解説 |
---|---|---|
明るさ | 70〜80 | 明るすぎず、映像が自然に映るバランス |
コントラスト | 50 | 標準的なコントラストで目の負担を軽減 |
色温度 | 6500K(標準) | 映像制作用途にも向いた自然な色合い |
HDR | ON | 明暗差が強調され、没入感が高まる |
Pixioの他モデルとの比較
モデル名 | リフレッシュレート | 解像度 | サイズ | 特徴・立ち位置 |
---|---|---|---|---|
PX248 Wave | 最大200Hz | フルHD(1920×1080) | 23.8インチ | エントリーモデル。コンパクトでFPS入門や省スペース環境に最適。コスパ重視のユーザー向け。 |
PX278 Wave | 最大180Hz | WQHD(2560×1440) | 27インチ | バランス型。解像度・応答速度・リフレッシュレートの総合力が高く、ゲームと普段使いを両立したい人向け。 |
PX32UHD Wave | 最大144Hz | 4K UHD(3840×2160) | 31.5インチ | 大画面&高解像度重視。映像美やクリエイティブ用途に強く、映画鑑賞や制作作業にも適した上位モデル。 |
PX248はFPS特化でコスパ重視、PX32UHDは大画面で映画や制作向き、PX278 Waveはその中間に位置し「万能型」といえるモデルです。
どんな人にPixio PX278 Waveはおすすめ?


- FPSなど動きの速いゲームで勝ちたい人
- ゲームと日常利用(仕事・動画視聴)を1台で両立したい人
- WQHD解像度で高精細な映像を楽しみたい人
- USB-C対応でノートPCやタブレットとも接続したい人
- デザイン性の高いモニターを選びたい人
Pixio PX278 Waveは、万能型のゲーミングモニターといえる一台です。
27インチのWQHD解像度は、フルHDでは物足りないけれど4Kまでは必要ないという層にとって、ちょうど良いバランスです。
180Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度は、FPSやTPSといった競技性の高いゲームで有利に働き、FreeSync PremiumやG-SYNC Compatible対応によって、カクつきのない滑らかな描写が体験できます。
一方で、IPSパネルの広色域やHDR400対応による鮮やかな発色は、RPGや映画、アニメの視聴にもぴったり。
さらにUSB-C端子を備えているため、ノートPCやタブレットを1本のケーブルで接続でき、リモートワークや動画編集など普段使いでも高い利便性を発揮します。
PX278 Waveは、「ゲームと仕事・映像視聴を1台で完結させたい人」「デザインと性能を両立したい人」に特におすすめできるモデルです。
競技用の特化型モニターではなく、幅広いシーンに対応できる点が、このモニター最大の強みといえるでしょう。


よくある質問
スピーカーは内蔵されていますか?
内蔵スピーカーは非搭載のため、外部スピーカーやヘッドセットの利用がおすすめです。
G-SYNCは使えますか?
公式にはFreeSync Premium対応ですが、G-SYNC Compatibleとして動作確認済みです。
MacBookとUSB-C接続は可能ですか?
DP Alt Mode対応のUSB-Cにより、映像出力・充電が可能です。
eスポーツ大会レベルでも使えますか?
リフレッシュレート180Hzと応答速度1msで十分対応可能ですが、240Hz以上を求める方は上位モデルを検討してください。
VESAマウントは対応していますか?
100×100mmに対応しており、モニターアームの使用が可能です。

