Pixio PX275 Waveを徹底レビュー|スペックや使用感・おすすめ設定など

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Pixio PX275 Waveは、WQHD解像度×Fast IPSパネルを採用した27インチゲーミングモニターです。

高リフレッシュレートによる滑らかな映像表現と、色再現性に優れたパネル品質が特徴。

ゲームはもちろん、クリエイティブ作業や映像視聴にも適した万能モデルとして注目を集めています。

本記事では、実際の使用感、口コミ・おすすめ設定まで徹底的にレビューします。

目次

Pixio PX275 Waveのスペック詳細

項目内容
画面サイズ27インチ
解像度2560×1440(WQHD)
リフレッシュレート最大100Hz
応答速度1ms(MPRT)
パネル種類IPS(ノングレア)
輝度最大350cd/m²
コントラスト比1,000:1
色域sRGB 118.72% / DCI-P3 97.5% / NTSC 90.12%
視野角水平178° / 垂直178°
HDR対応(HDR10相当)
映像入力端子DisplayPort 1.4 ×1、HDMI 2.0 ×1
その他機能Adaptive Sync対応、スピーカー内蔵(3W×2)、ヘッドホン端子、フリッカーフリー、ブルーライトカット
サイズ約614 × 461 × 210mm(スタンド含む)
重量約4.4kg
カラー展開ブラック/ホワイト/パステルブルー/パステルピンク
保証期間2年間(Pixio公式保証)

Pixio PX275 Waveの特徴

高精細なWQHD解像度で作業効率と没入感を両立

27インチ×WQHD(2560×1440)の解像度により、フルHDの約1.8倍の情報量を表示できます。

Excelやブラウザを複数並べても視認性が高く、動画編集や写真加工などのクリエイティブ作業にも適しています。

また、ゲームでは細部まで描写が際立ち、遠景のテクスチャやUIもくっきり。

デスクワークとエンタメを1台で快適にこなせる万能ディスプレイです。

広色域IPSパネルによる鮮明で自然な発色

sRGB 118%、DCI-P3 97.5%の広色域をカバーするIPSパネルを搭載。

一般的なIPSモニターよりも豊かな色表現を実現しており、映像や写真がよりリアルに映し出されます。

視野角も水平・垂直178°と広く、斜めから見ても色の変化が少ないのが特徴です。

映画やアニメの視聴時には、鮮やかさと自然なトーンの両立を感じられます。

100Hzリフレッシュレート×1ms応答で滑らかな描画体験

100Hzのリフレッシュレートにより、一般的な60Hzモニターと比べて動きがなめらかになります。

マウス操作やスクロールのレスポンスが良く、ゲームはもちろんWeb閲覧やオフィス作業でも快適。

応答速度1ms(MPRT)により、動きの速い映像も残像が少なく、ブレを抑えたクリアな表示を実現します。

eスポーツ用の240Hzモニターほどではないものの、カジュアルゲーマーには十分なスペックです。

HDR対応で明暗差のあるリアルな映像を再現

HDR10相当の表示に対応し、従来よりも明暗差をしっかり描き分けることが可能です。

暗いシーンでは黒が引き締まり、明るい部分は白飛びせずに階調を再現。

映画やドラマのシネマティックな雰囲気をより自然に楽しめます。

HDR対応ゲームでも、背景の陰影や光の反射などがよりリアルに表現されます。

スピーカー内蔵&多機能で日常使いにも便利

3W×2のステレオスピーカーを内蔵し、外部スピーカーなしでも手軽に音を出せます。

音質は必要十分で、動画視聴や軽い音楽再生なら不満を感じにくいレベル。

さらに、ブルーライトカットやフリッカーフリー機能を備え、長時間使用時の目の疲れを軽減します。

Adaptive Syncにも対応しており、画面のチラつきやティアリングを抑制。

ビジネス・趣味・ゲームのいずれでも快適に利用できるオールラウンド設計です。

シンプルで美しいデザインと4色のカラーバリエーション

ベゼルが細く、フレームレスデザインに近いスタイルを採用。

ホワイト・ブラック・パステルブルー・パステルピンクの4色展開で、デスク環境に合わせやすいのが特徴です。

特にパステルカラーは他社には少ないPixio独自の魅力で、女性ユーザーやクリエイターからも好評。

背面の質感も上品で、モニターアームに装着した際も統一感があります。

安心の2年保証と日本サポート体制

Pixio公式による2年間の製品保証が付帯しており、万が一のトラブルにも迅速に対応可能。

国内サポートセンターがあるため、メールやフォームからの問い合わせもスムーズです。

コストパフォーマンスだけでなく、アフターサービスの信頼性も重視したいユーザーにとって安心感があります。

また、Pixioはドット抜け保証や初期不良対応にも定評があり、品質面でも安心して選べるブランドです。

使用感について

ゲームでの体験

Pixio PX275 Waveを実際にゲーム用途で使用すると、WQHD解像度による情報量の多さがまず印象的です。

特にオープンワールド系やシミュレーションゲームでは、細部までくっきりと描写され、世界の奥行きや立体感がしっかり感じられます。

100Hzリフレッシュレートは240Hzクラスのような極端な速さこそありませんが、一般的な60Hzモニターから乗り換えると明確な違いを体感できるレベル。

キャラクターの動きやカメラ操作が滑らかで、マウスの追従もスムーズです。

応答速度1ms(MPRT)の効果もあり、残像やブレは非常に少なく、アクション・TPS・RPGといった幅広いジャンルで快適なゲーム体験を実現しています。

日常利用・映像視聴

PX275 Waveは、ゲーミングだけでなく日常使いでも非常に快適なモデルです。

IPSパネルならではの発色の自然さと広視野角のおかげで、写真編集や動画視聴、テキスト作業まで幅広くこなせます。

YouTubeやNetflixなどの動画では、肌の質感や背景の色味がリアルに再現され、HDRをオンにするとシーンごとの明暗差も際立ちます。

また、100Hzの滑らかな動きはスクロール操作やウィンドウ移動でも効果的で、一般的な作業中でも快適さを感じられます。

長時間使用時の目の疲れも少なく、ブルーライトカットとフリッカーフリー機能がしっかり効いている印象です。

Pixio PX275 Waveの評判・口コミまとめ

良い口コミ

WQHDでこの価格はコスパが高い

発色が綺麗で映像視聴にも向いている

カラーバリエーションが豊富でデザイン性が良い

悪い口コミ

リフレッシュレートが100Hzと中間的で、FPS用には物足りない

スタンドの高さ調整ができない

入力端子が少ない

Pixio PX275 Waveの口コミを総合すると、「画質・色再現性・デザイン性」に対する評価が非常に高いモデルです。

WQHD解像度と広色域IPSパネルの組み合わせにより、発色や細部の描写力を重視するユーザーから支持を集めています。

一方で、100Hzという中間的なリフレッシュレートは、eスポーツや競技系FPSプレイヤーにはやや物足りないという声もあります。

ただし、Pixioの価格設定を考慮すれば、一般的な作業・RPG・シミュレーション・動画視聴など、幅広いシーンで満足度は高め。

スピーカー内蔵やブルーライトカットなどの便利機能も備えており、「高品質・多機能・手頃な価格」を両立したバランス型モニターとして好評です。

Pixio PX275 Waveのメリット・デメリット

メリット

  • WQHD解像度×IPSで高画質
  • 広色域(DCI-P3 97.5%)による豊かな色表現
  • スピーカー搭載・ブルーライトカットなど実用性が高い
  • 4色展開でインテリアに合わせやすい

Pixio PX275 Waveの最大の魅力は、WQHD解像度とIPSパネルによる映像美にあります。

同価格帯では珍しい広色域対応で、鮮やかで自然な色味を楽しめるため、ゲームや動画だけでなく、写真編集やデザイン業務にも適しています。

また、スピーカー内蔵・Adaptive Sync・ブルーライトカットなど、実用面の装備も充実。

デメリット

  • 高さ調整やスイベル機能が非搭載
  • 入力端子が最小限(HDMI×1・DP×1)
  • 競技系FPSにはリフレッシュレートがやや不足

デメリットとして挙げられるのは、主に「可動域」と「接続性」に関する部分です。

高さ調整や回転機能がないため、モニターアームの使用を前提に考えるユーザーも少なくありません。

また、HDMIとDisplayPortが1系統ずつと少なめなので、複数デバイスを頻繁に切り替える人にはやや不便な印象です。

加えて、100Hzリフレッシュレートは一般的な用途には十分ですが、240Hzなどのハイエンドゲーマーには性能面での物足りなさがあります。

Pixio PX275 Waveのおすすめ設定

FPS向け設定

設定項目推奨設定
リフレッシュレート100Hz
オーバードライブ強(Fast)
Black Equalizer+3
HDRオフ
ゲームモードFPSモード

動きの速いシーンで残像を減らしたい場合は、オーバードライブを強に設定するのがおすすめです。

RPG・動画視聴向け設定

設定項目推奨設定
HDRオン
色温度標準または暖色
明るさ60〜80
コントラスト50〜60
ゲームモード映像/RPGモード

HDRと暖色系を組み合わせると、映画やアニメの発色がより自然になります。

Pixioの他モデルとの比較

モデル名解像度リフレッシュレートパネルサイズ価格帯(目安)
PX248 Wave1920×1080(FHD)200HzFast IPS23.8インチ約2.5〜2.7万円台
PX259 Prime1920×1080(FHD)280HzIPS24.5インチ約4.0万円前後
PX275 Wave2560×1440(WQHD)100HzIPS27インチ約3.5万円前後
PX278 Wave2560×1440(WQHD)180HzFast IPS27インチ約3.2〜4.0万円台

4機種を比較すると、「解像度×リフレッシュレート×価格」のバランスがPixioシリーズの強みとして際立ちます。

特にPX275 Waveは、他モデルに比べて“万能性”が高いのが特徴です。

ゲーミング・映像制作・在宅ワークなど、複数の用途を1台でまかなえる設計で、Pixioの中でも汎用性の高いポジションに位置しています。

また、どのモデルもIPS系パネルを採用しているため、視野角が広く、発色の安定性は共通して高水準。

自分の使用スタイルが「競技重視」か「映像重視」かによって、最適な1台を選べる構成となっています。

どんな人にPixio PX275 Waveはおすすめ?

こんな人におすすめ
  • ゲームも映像もバランス良く楽しみたい人
  • 写真・動画編集など色再現性を重視する人
  • テレワークや普段使いにも快適なモニターを探している人
  • インテリアに合わせてデザインを選びたい人
  • コスパ良くWQHD環境を導入したい人

Pixio PX275 Waveは、性能・デザイン・価格のバランスが非常に優れた万能モデルです。

WQHD解像度による高精細な映像と、IPSパネルの自然な発色が組み合わさることで、ゲームや映像はもちろん、クリエイティブ作業にも十分対応できます。

また、100Hzリフレッシュレートによる滑らかな描写は、日常の操作感を格段に向上させ、仕事や趣味のどちらにも心地よい使用感を提供します。

よくある質問

PS5でWQHD表示できますか?

PS5ではWQHD出力に正式対応しており、PX275 Waveでも問題なく利用可能です。

スピーカーは搭載されていますか?

3W×2のステレオスピーカーを内蔵しており、軽い動画再生やBGM用途なら十分です。

モニターアームは取り付けられますか?

VESA 75×75mm規格に対応しており、アーム設置が可能です。

高さ調整や回転機能はありますか?

スタンドはチルト(前後の角度調整)のみ対応です。高さや回転調整を行いたい場合は、モニターアームの使用をおすすめします。

HDR機能はどのように使えますか?

対応機器を接続し、OSDメニューまたはWindows設定でHDRを有効にすることで使用できます。

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