ゲーミングモニターの中でもコストパフォーマンスに優れ、FPSやMOBAといった競技系ゲームを快適に楽しみたい方に人気なのが「Pixio PX248 Wave」です。
23.8インチのフルHD解像度に加え、最大180Hzの高リフレッシュレートと応答速度1msを備えた本モデルは、滑らかでストレスのない映像体験を提供します。
さらにPixioらしいシンプルで洗練されたデザインは、デスク環境を美しく整えたい方にも最適です。
本記事では「Pixio PX248 Wave」の詳細なスペックからレビュー、最適なおすすめ設定、メリット・デメリット、購入前によくある疑問まで徹底解説していきます。

Pixio PX248 Waveのスペック詳細

項目 | スペック内容 |
---|---|
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 最大200Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
パネル種類 | Fast IPS |
輝度 | 300cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
色域 | sRGB 111% / DCI-P3 85% |
視野角 | 178°(水平/垂直) |
HDR | HDR対応 |
映像入力端子 | HDMI 2.0 ×2、DisplayPort 1.2 ×1、USB Type-C(DP Alt Mode対応) |
その他機能 | AMD FreeSync Premium、G-SYNC Compatible、フリッカーフリー、ブルーライトカット |
サイズ | 541 × 320 × 39 mm(スタンド除く) |
重量 | 約3.6kg |
カラー展開 | ブラック、ホワイト、ブルー、ピンクなど全7色 |
保証期間 | 3年間メーカー保証 |
Pixio PX248 Waveの特徴

Pixio PX248 Waveは、ゲーマーが求める性能をバランス良く備えたモニターです。
ここでは代表的な特徴を解説します。
200Hzリフレッシュレートのなめらかさ
一般的なゲーミングモニターは144Hzが主流ですが、PX248 Waveはさらに上の200Hzに対応しています。
視点移動や素早いアクションがよりなめらかに映し出され、FPSやMOBAといった競技性の高いゲームで優位に立つことができます。
に敵の動きが一瞬で切り替わる場面では、この滑らかさが勝敗を分ける要因になることもあります。
1ms/MPRTの応答速度で残像を極限まで低減
応答速度が遅いモニターでは、素早い動きが残像として残り、視認性が落ちることがあります。
PX248 Waveは1ms MPRTという高速応答により、残像をほとんど感じさせません。
早いキャラコンやコンボ入力が要求される格闘ゲームでも、より正確な操作が可能です。
鮮やかな色再現と広視野角のIPSパネル採用
PX248 WaveはFast IPSパネルを採用しています。これにより、発色が鮮明で自然な映像を楽しむことができます。
また視野角が178°と広いため、どの角度から見ても色の変化が少なく、複数人でのゲームや動画鑑賞にも向いています。
ゲーミング用途だけでなく、動画編集や写真の色確認など、クリエイティブな用途にも活躍します。
豊富なカラー展開
ゲーミングモニターは黒を基調としたものが多い中で、PX248 Waveは7色のカラーバリエーションを展開。
ブラックの定番カラーはもちろん、清潔感のあるホワイト、爽やかなブルー、可愛らしいピンクなど、インテリアやデスク環境に合わせて選ぶことができます。
「ゲーミングモニター=無骨」というイメージを覆すデザイン性の高さも、PX248 Waveが支持される理由の一つです。
PS5でも120Hzで動作
PX248 WaveはPCゲーマーだけでなく、コンソールゲーマーにとっても魅力的です。
PS5やXbox Series Xでは最大120Hzの出力が可能で、対応タイトルをより快適にプレイできます。
例えば、FPSやスポーツ系タイトルではフレームレートが安定することで操作遅延を感じにくく、滑らかなプレイが実現します。

使用感について

ゲームでの体験
Pixio PX248 Waveは200Hzのリフレッシュレートと1ms応答速度を備えているため、ゲームプレイでの体感は非常に快適です。
特にFPSやTPSといった対人シューターでは、エイムの追従性が高まり、視点移動が極めてスムーズになります。
敵の動きがブレずに表示されるため、瞬間的な判断が求められる場面で優位性を感じられます。
また、IPSパネルの発色の良さにより、暗いマップや高コントラストなシーンでも敵を見失いにくく、競技性の高いタイトルを真剣に楽しむプレイヤーにとって心強い性能です。
さらにFreeSync PremiumやG-Sync Compatibleにも対応しているため、画面のティアリングやスタッタリングを大幅に軽減でき、ストレスのないプレイ環境を構築できます。
日常利用・映像視聴
ゲーミング用途だけでなく、日常使いでもPX248 Waveの魅力は健在です。
IPSパネルによる自然で鮮やかな発色は、YouTubeやNetflixなどの動画視聴を一層楽しませてくれます。
アニメや映画の色彩表現が豊かで、臨場感のある映像体験が可能です。
また、178°の広い視野角を持つため、複数人で画面を共有しても色味が変わりにくく、家族や友人との動画鑑賞やゲームプレイにも適しています。
さらにブルーライトカットやフリッカーフリー設計により、長時間の作業やリモートワークでも目の負担を軽減できます。
文章作成や資料作りといったビジネス用途にも安心して利用できる点は、ゲーマー以外のユーザーにとっても大きなメリットです。

Pixio PX248 Waveの評判・口コミまとめ
ここでは実際のユーザーが感じた「良い口コミ」と「悪い口コミ」を整理し、購入前にチェックしておきたいポイントを詳しく解説します。
良い口コミ

200Hzはやはり違う。FPSのエイム精度が向上した



色が綺麗で、デザインもシンプル。デスクに映える



値段に対して性能が高すぎる。コスパ最強クラス
悪い口コミ



内蔵スピーカーがないのが残念



スタンドの高さ調整ができない



HDRは簡易的で、本格的なHDR環境を期待すると物足りない
総じて、Pixio PX248 Waveは「価格以上のパフォーマンスを発揮するモニター」として高く評価されています。
特に200HzリフレッシュレートのなめらかさやIPSパネルの発色、そしてデザイン性の高さがユーザー満足度を押し上げています。
一方で、利便性の面ではやや物足りない部分もあり、外部スピーカーやモニターアームを組み合わせることで快適性を補っているユーザーが多い印象です。


Pixio PX248 Waveのメリット・デメリット
メリット
- 200Hzリフレッシュレートによる圧倒的ななめらかさ
- 1ms(MPRT)の高速応答で残像を低減
- IPSパネル採用で色鮮やか&広視野角
- 7色展開のデザイン性でインテリアに馴染む
- 同クラス製品と比べてコストパフォーマンスが高い
Pixio PX248 Waveの最大の魅力は、200Hz・1msといったハイスペックを備えながら価格を抑えている点です。
IPSパネルならではの発色の美しさや豊富なカラーバリエーションもあり、ゲームから日常利用まで幅広く活躍します。
コスパを重視するゲーマーや初めてのゲーミングモニター購入にもぴったりのモデルといえるでしょう。
デメリット
- 内蔵スピーカー非搭載で外部機器が必須
- スタンドはチルトのみで高さ調整に非対応
- HDRは簡易的で本格的な映像体験には不向き
- 解像度はフルHD止まりでWQHDや4K非対応
一方で利便性の面ではやや弱点もあります。
スピーカーが搭載されていないため音環境は外部機器に依存し、スタンド調整機能も最低限にとどまります。
また、HDR性能や解像度は上位モデルに劣るため、本格的な映像体験を求める人には不向きです。
ただし、モニターアームや外部スピーカーを組み合わせれば弱点は十分カバー可能です。


Pixio PX248 Waveのおすすめ設定
Pixio PX248 Waveは200HzリフレッシュレートやIPSパネルといった強みを持ちながら、設定次第でさらに快適な環境を構築できます。
ここではゲーム用途と映像用途に分けて最適な調整例をご紹介します。
FPS向け設定
項目 | 設定内容 |
---|---|
リフレッシュレート | 200Hz |
FreeSync Premium | ON |
ブラックイコライザー | +5 |
FPSをプレイする際は、フレームレートを最大限活かすためにリフレッシュレートを200Hzに設定しましょう。
FreeSync Premiumを有効にするとティアリング防止に効果的です。
また、ブラックイコライザーを少し上げることで暗所に潜む敵も視認しやすくなり、勝率アップにつながります。
RPG・動画視聴向け設定
項目 | 設定内容 |
---|---|
明るさ | 70〜80 |
コントラスト | 50 |
色温度 | 6500K |
RPGや映像視聴では色の自然さと目の疲れにくさを意識するのがおすすめです。
明るさは70〜80に設定すると長時間利用しても眩しすぎず快適です。
コントラストは標準の50程度がバランスよく、色温度は6500Kに設定すると自然な色味になります。
アニメや映画の鮮やかな色彩を忠実に再現でき、没入感のある映像体験を楽しめます。
Pixioの他モデルとの比較
Pixioには複数の人気ゲーミングモニターがラインナップされており、それぞれ特徴が異なります。
ここでは「リフレッシュレート」「解像度」「サイズ」といった重要な要素に絞り、代表的なモデルと比較してみましょう。
モデル名 | リフレッシュレート | 解像度 | サイズ | 特徴・立ち位置 |
---|---|---|---|---|
PX248 Wave | 200Hz | FHD(1920×1080) | 23.8インチ | デザイン性・カラー展開が豊富。価格と性能のバランスに優れる |
PX248 Prime | 165Hz | FHD(1920×1080) | 23.8インチ | コスト重視モデル。必要最低限で十分な人向け |
PX259 Prime | 240Hz | FHD(1920×1080) | 24.5インチ | 競技志向のハイリフレッシュ。eスポーツプレイヤー向け |
PX277 PRO | 165Hz | WQHD(2560×1440) | 27インチ | 解像度・画面サイズを重視する映像美志向ユーザー向け |


どんな人にPixio PX248 Waveはおすすめ?


- FPSやTPSを快適にプレイしたいが、240Hzまでは必要ないと考える人
- ゲーミングだけでなく動画視聴や普段使いにも活用したい人
- デスク環境に合わせてカラーを選び、インテリア性も重視したい人
- 初めて本格的なゲーミングモニターを導入したい人
- コストを抑えつつも後悔しない性能を確保したい人
PX248 Waveは、Pixioラインナップの中でも 「バランス型」 に位置するモデルです。
200Hzという高リフレッシュレートを実現しつつ、IPSパネルによる自然な発色や7色のカラーバリエーションを備えているため、ゲーム性能とデザイン性の両立を求めるユーザーに特にフィットします。
競合機種と比べると、PX248 Primeより高性能、PX259 Primeより扱いやすく、PX277 PROよりも省スペース。
つまり「性能・デザイン・価格」の3点でバランスが取れている点が大きな魅力です。
「FPS中心にしっかり戦えるゲーミング環境を作りたい」「でも仕事や映像鑑賞にも使える万能機が欲しい」というユーザーに最適な選択肢といえるでしょう。
Pixio内の他モデルと比較しても、特に幅広いユーザー層にマッチするオールラウンドなモデルであり、コストパフォーマンスとデザイン性を重視する人には自信を持っておすすめできます。


よくある質問
PS5で120Hz出力できますか?
はい、FHD解像度で120Hz表示が可能です。
スピーカーは搭載されていますか?
非搭載です。外部スピーカーやヘッドセットの利用をおすすめします。
高さ調整はできますか?
チルトのみ対応です。モニターアーム使用が推奨されます。

