REGZA（レグザ）のゲーミングモニターは本当に優秀？実際の評価とおすすめモデルを徹底解説

東芝が誇る映像技術「REGZAエンジン」を搭載したゲーミングモニターが、ゲーム好きの間で注目を集めています。

応答速度や低遅延性能、色再現性など、ゲーミングに必要な性能をハイレベルで実現しつつ、映像美にも優れているのが特徴です。

本記事では、REGZAゲーミングモニターの魅力やユーザー評価、おすすめモデルまで詳しくご紹介。

「REGZAってテレビじゃないの？」と思っていた方にも、きっと魅力が伝わる内容になっています。

REGZA（レグザ）とは？モニターとしての展開は？

東芝の高画質ブランドとしてのREGZAとは

「REGZA（レグザ）」は、東芝が展開する高画質テレビブランドとして長年親しまれてきました。

もともとはテレビ専用の名称でしたが、その映像技術の高さとノウハウを活かし、ゲーミングモニター分野にも進出しています。

REGZAの最大の特長は、独自の映像処理エンジンによる高精細・高コントラストな映像美。

これにより、ゲームのグラフィックも鮮やかでリアルに描写され、まるでその世界に入り込んだかのような没入感を実現しています。

単なる「きれいな映像」だけではなく、ゲーム向けに最適化されたレスポンスの速さも兼ね備えているのが、REGZAブランドの強みです。

REGZAテレビとの違い・モニターとしての優位点

REGZAと聞くと「テレビ」の印象が強いですが、ゲーミング用途に最適化されたモニター仕様では以下のような違い・優位点があります。

項目	REGZAテレビ	REGZAゲーミングモニター
用途	映像視聴中心	ゲームプレイを重視
遅延	やや高め（映像処理あり）	低遅延モード搭載で表示ラグを最小限
入力端子	HDMI中心	HDMI2.1・eARCなど最新規格に対応
ゲームモード	簡易的な設定が多い	Game Mode Proなど本格仕様
サイズ展開	大型中心（43〜75インチ）	ゲーミング向け24・27インチが人気

REGZAモニターは、「テレビに近い大画面を使いたいけど、遅延は抑えたい」というニーズにぴったり。

特にPS5やXbox Series Xなどの最新ゲーム機と組み合わせた時に、真価を発揮するモニターといえます。

REGZAゲーミングモニターの特徴と評価ポイント

超低遅延＆高速応答でFPSにも強い

REGZAゲーミングモニターは、超低遅延設計により、コントローラーの操作と画面表示のズレを最小限に抑えています。

特に、格闘ゲームやFPSなどの反応速度が勝敗を分けるジャンルでは、その差が顕著に現れます。

映像信号処理を簡略化する「ゲームモードプロ」により、東芝独自の遅延対策が施されており、一般的なテレビよりもはるかに低い入力遅延を実現。

反応の速さを求めるゲーマーにも安心して使える仕様です。

応答速度も非常に高速で、残像感の少ないクリアな映像表示が可能なため、エイムや視認性が求められる競技性の高いゲームにも最適です。

映像処理エンジンによる高画質

REGZAシリーズ最大の武器ともいえるのが、「REGZAエンジンZR（またはZRα）」による高度な映像処理技術。

色の階調表現、明暗差、ノイズ処理など、テレビ開発で培われた技術がゲーミングモニターにも投入されています。

特に暗所描写の精度が高く、黒が潰れず引き締まって見える点は、暗いマップの多いゲームで有利です。

また、HDRコンテンツに対しても最適化されており、シーンごとの明るさや色彩を自動補正してくれるため、より没入感の高い映像体験が可能です。

画質にもこだわりたいゲームファンには、REGZAの高精細・高コントラスト性能は大きな魅力です。

HDMI2.1対応でPS5や次世代ゲームにも対応

REGZAの最新ゲーミングモニターはHDMI2.1に対応しており、PS5やXbox Series X/Sなどの次世代ゲーム機の性能を余すことなく活かせる設計になっています。

HDMI2.1により、以下のような先進機能が利用可能です。

• 4K/120Hz出力
• 可変リフレッシュレート（VRR）対応
• 自動低遅延モード（ALLM）
• eARC対応で高音質オーディオ出力も可能

これにより、超滑らかな動きと遅延の少ないゲームプレイ、迫力あるサウンド体験を一台で楽しむことができます。

特にPS5ユーザーにとっては、REGZAのHDMI2.1対応は非常に大きなメリットです。

ゲーム用モード（Game Mode Proなど）の効果

REGZAシリーズのゲーム向け設定として用意されている「Game Mode Pro」は、ゲーミング体験を劇的に向上させるモードです。

このモードを有効にすることで、映像処理の簡略化・入力遅延の削減・明暗の自動最適化などが一括で行われ、ゲームジャンルに応じた最適な画面設定に即座に切り替わります。

また、最新モデルではジャンル別プリセット（FPSモード、RPGモードなど）も搭載されており、タイトルごとの最適化も手軽に実現可能。

初心者でも簡単に“勝てる画質設定”ができるのは大きな魅力です。

ユーザー評価｜実際のレビューやSNSの声

実際にREGZAのゲーミングモニターを使用しているユーザーからは、以下のようなポジティブな声が多く寄せられています。

一方で、「黒の表現が弱い」「リモコンがないと設定が不便」といったマイナス意見も一部あります。

全体として、“テレビメーカーだからこそ実現できる画質の美しさと遅延対策のバランス”が好評で、REGZAモニターの評価は非常に高いといえます。

REGZAのおすすめゲーミングモニター【2025年版】

REGZA RM-G245N

画面サイズ	23.8インチ
解像度	フルHD（1,920×1,080）
リフレッシュレート	180Hz
パネルの種類	Fast IPSパネル
応答速度	1ms
入力端子	・HDMI×2 ・DisplayPort×1
スピーカー	非搭載
HDR	対応
機能	VESAマウント対応、ブルーライト低減、フリッカーフリー、クロスヘア

メリット	デメリット
180Hzのリフレッシュレートに対応 7種類のゲームモードに対応 高速な応答速度と広視野角を実現したFast IPSパネル	スタンドの調整範囲が限定的 黒の表現がやや低め

REGZA RM-G245Nは、REGZAが手がける23.8インチのフルHDゲーミングモニターです。

高速な180Hzリフレッシュレートと1msの応答速度を備え、滑らかな映像表示が可能。

Fast IPSパネルにより広視野角と高い色再現性を実現し、ゲームや映像鑑賞に適しています。

また、7種類の画質モードを搭載し、コンテンツに応じた最適な表示が可能です。

価格も手頃で、コストパフォーマンスに優れた選択肢となっています。

REGZA RM-G276N

画面サイズ	27.0インチ
解像度	WQHD（2,560×1,440）
リフレッシュレート	240Hz
パネルの種類	Fast IPSパネル
応答速度	1ms
入力端子	・HDMI×2 ・DisplayPort×1
スピーカー	2W×2
HDR	対応
機能	VESAマウント対応、ブルーライト低減、フリッカーフリー、クロスヘア

メリット	デメリット
240Hzの高リフレッシュレート 7種類のゲームモードに対応 DisplayHDR 400に対応	スタンドの調整範囲が限定的 黒の表現がやや低め

REGZA RM-G276Nは、240Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度を備え、滑らかで遅延の少ない映像表示が可能です。

Fast IPSパネルにより広視野角と高い色再現性を実現し、ゲーム体験を向上させます。

また、HDR対応により、リアリティのある映像表現が可能です。

7種類の画質モードを搭載しているので、さまざまなコンテンツを最適な画質で楽しむことができます。

REGZA 43Z670N

画面サイズ	43.0インチ
解像度	4K（3,840×2,160）
リフレッシュレート	144Hz
パネルの種類	不明
応答速度	0.83ms
入力端子	・HDMI×4
スピーカー	搭載
HDR	対応
機能	レグザエンジンZR、バンディングノイズ抑制

メリット	デメリット
最大144Hzのリフレッシュレートに対応 高性能映像エンジンのレグザエンジンZRを搭載 4Kの高解像度	PC用モニターとして使うのは難しい 価格が高め

REGZA 43Z670Nは、REGZAが2024年に発売した4K液晶テレビです。

家庭用のテレビながらも、最大144Hzのリフレッシュレートと低遅延（約0.83ms）に対応し、滑らかな映像体験ができます。

43インチの4Kディスプレイと高性能な映像処理により、鮮やかで広視野角な映像表示が可能。

「レグザエンジンZR」により、地デジやネット動画を高画質に処理し、映像制作や写真編集など、色再現性が求められる作業にも適しています。

まとめ

REGZAのゲーミングモニターは、東芝の確かな技術を結集したゲーミングモニターが多いです。

この記事を参考に、コスパのいいゲーミングモニターを選んでよりよいゲーム体験をしましょう。