ゲーミング用途から普段使い、動画視聴まで幅広く対応できる23.8インチモニター、GREEN HOUSE 「GH-ELCG238B」が登場しました。
最大165Hzの高リフレッシュレート、応答速度1 ms(MPRT時)というスペックを備えつつ、VESA対応・USBハブ内蔵・高さ/角度調整スタンド付きという、利便性・拡張性の高さも特徴です。
今回は、スペックの細部、実際の使用感、良い点・気になる点、さらにおすすめの設定まで掘り下げて解説します。
ゲーム用途だけでなく、普段使いや映像視聴を重視する方にも参考になるレビューに仕上げています。
GREEN HOUSE GH-ELCG238Bのスペック詳細

項目 | 仕様 |
---|---|
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 最大165Hz(DisplayPort接続時)/最大144Hz(HDMI接続時) |
応答速度 | 1ms(MPRT時)、5ms(GTG・オーバードライブ時) |
パネル種類 | FFSパネル(IPS相当)・ノングレア |
輝度 | 250cd/㎡ |
コントラスト比 | 1100:1(DCR時 80,000,000:1) |
色域 | NTSC 72%(sRGB 約100%) |
視野角 | 上下178°/左右178° |
HDR | 非対応 |
映像入力端子 | DisplayPort 1.2 ×1、HDMI ×2、3.5mmステレオミニジャック音声出力 |
その他機能 | フリッカーフリー、ブルーライトカット(5段階)、Adaptive-Sync、USBハブ機能(USB Type-B ×1、USB Type-A ×2) |
サイズ | 約540 × 202 × 489 mm(スタンド含む) |
重量 | 約5.0kg(スタンド含む) |
カラー展開 | ブラック/ホワイト |
保証期間 | 3年間(パネル・バックライト含む) |
GREEN HOUSE GH-ELCG238Bの特徴

高リフレッシュレート+高速応答
最大165Hzの表示更新(DisplayPort接続時)と、MPRT時1msという応答速度を実現。
動きの速いゲームでも滑らかな映像表示が可能です。
特に、FPSやTPS系ゲーム、PCとゲーム機を併用する環境で「ヌルヌル動く感覚」を求める方には大きな魅力です。
FFS(IPS相当)パネル+ノングレア&広視野角
IPS系のパネル方式であるFFSを採用しており、色味の再現性と視野角の広さに優れています。
また、ノングレア仕様で蛍光灯などの映り込みを抑えており、ゲーム・動画・作業用途問わず使いやすい設計です。
多彩な接続端子+USBハブ付き
DisplayPortとHDMI×2を搭載し、PC・ゲーム機・動画再生機器など複数の機器を接続して簡単に切り替えが可能です。
また、USBハブ(USB-Bアップストリーム/USB-Aダウンストリーム×2)も備えており、キーボードやマウス、USBヘッドセットなどをモニター経由で接続でき、デスク周りがすっきりします。
スタンド機構が充実
高さ調整120mm、チルト・スイベル・ピボット対応と、角度・高さ・向き(縦回転)を柔軟に調整できます。
作業環境やゲーム環境を問わず「自分に合った姿勢で設置」しやすい設計です。
視認性・目への配慮
フリッカーフリー設計やブルーライトカット機能(5段階)といった、目に優しい機能も備わっています。
長時間使用時の疲れを軽減しやすい点も嬉しいポイントです。
コストパフォーマンスの高さ
23.8インチ・フルHD・165Hz・1ms・豊富なスタンド機能・3年保証という仕様。
2~3万円台で実現している点も魅力です。
「コスパの良さ」を評価する声が多く、初めてのゲーミングモニターとしても人気があります。

使用感について
ゲームでの体験
実際にFPSやTPSなど動きの速いゲームで使ってみると、最大165Hzの高リフレッシュレートとMPRT時1msという応答速度の効果をしっかり体感できます。
60Hzモニターから乗り換えると、映像の滑らかさや残像の少なさに驚く人が多く、特にエイム精度や追従性が重要なタイトルでは操作感が一段と向上します。
また、23.8インチというサイズは視界全体に画面が収まりやすく、敵の動きや細かな情報も把握しやすい点が特徴です。
高さ調整やピボット対応などスタンドの柔軟性もあり、自分の姿勢に合わせた快適なプレイ環境をつくりやすいのも魅力です。
日常利用・映像視聴
ゲーム用途だけでなく、日常的な作業や動画視聴でも快適に使えるモニターです。
FFSパネル(IPS相当)の広視野角と自然な色再現性により、Web閲覧やドキュメント編集、写真・動画の鑑賞など幅広い用途に対応します。
ノングレア仕様の画面は反射が少なく、長時間の作業でも目が疲れにくいのもポイントです。
スタンドの可動域が広いため、目線や姿勢に合わせた微調整ができ、縦表示にすればSNSや縦長文書の閲覧・編集にも便利です。
ホワイトモデルはインテリア性も高く、部屋の雰囲気を崩さず設置できる点も好評です。

GREEN HOUSE GH-ELCG238Bの評判・口コミまとめ
良い口コミ

初めてのゲーミングモニターとして購入したが、映像がとても滑らかで快適に遊べる



165Hzのリフレッシュレートで動きがスムーズになり、FPSゲームの命中率が上がった



FFSパネルの発色が自然で、動画や写真鑑賞にも向いている
悪い口コミ



スピーカーが内蔵されていないため、音声出力用に外部機器が必要



HDR非対応のため、明暗差の大きい映像ではやや白飛びや黒つぶれが起こる



残像感が少し気になることがあり、設定を工夫しないと性能を十分に引き出せない
全体的に高い評価が多く、「価格以上の性能」「初めてのゲーミングモニターに最適」という声が目立ちます。
特にリフレッシュレートや応答速度、スタンドの自由度、USBハブなど使い勝手の良さが好評です。
一方で、HDR非対応やスピーカー非搭載といった制限はあるため、映像クオリティや音響まで一台で完結させたい人にはやや物足りないと感じる点もあります。
GREEN HOUSE GH-ELCG238Bのメリット・デメリット
メリット
- 最大165Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度で、動きの速いゲームでも滑らかに表示できる
- FFS(IPS相当)パネル採用により、色再現性と視野角が広く、動画や作業にも使いやすい
- DisplayPortやHDMI、USBハブなど接続端子が充実しており、複数機器の切り替えがスムーズ
- 高さ調整・チルト・ピボットなどスタンドの可動域が広く、快適な視聴姿勢に調整できる
このモニターの最大の強みは、価格帯からは考えられないほどの高性能と多機能性にあります。
ゲーミングに必要な基本性能をしっかり押さえながら、作業や映像視聴など幅広い用途に対応できるバランスの良さが魅力です。
初めてのゲーミングモニターとしても、サブモニターや汎用モニターとしても十分な満足感を得られるでしょう。
デメリット
- 解像度がフルHDにとどまっており、WQHDや4Kなど高精細な映像を求める人には不向き
- HDR非対応のため、映像コンテンツの明暗表現がやや物足りない
- 内蔵スピーカーを搭載しておらず、外部スピーカーやヘッドホンが必須
デメリットとしては、上位クラスのモニターに比べて解像度や映像表現力、スピーカー機能などが制限されている点が挙げられます。
ただし、これらは価格帯やターゲット層を踏まえると大きな欠点とは言いにくく、設定を工夫することで多くの弱点はカバー可能です。
より高性能を求める競技志向のゲーマーや映像制作用途でなければ、大きな不満を感じることは少ないでしょう。


GREEN HOUSE GH-ELCG238Bのおすすめ設定
FPS向け設定
設定項目 | 推奨設定 | ポイント |
---|---|---|
画面モード | 「ゲーム」プリセット | 暗部の視認性が高まり、敵の動きを素早く察知しやすくなる |
OverDrive(OD) | ON(中〜強) | 残像感を軽減し、高速なエイム操作や素早い動きにも追従可能 |
MPRT | ON | 応答速度を実質的に向上させ、画面のブレを抑える |
リフレッシュレート | 165Hz(DisplayPort接続時) | 操作と映像表示のズレを感じにくく、滑らかな動きを実現 |
Adaptive-Sync | ON | ティアリングやカクつきを防ぎ、快適な描画を維持 |
輝度/コントラスト | 輝度やや高め・コントラスト標準 | 暗いシーンでも敵や物体が認識しやすくなる |
FPSなど競技性の高いタイトルでは、応答速度と視認性が勝敗を左右します。
MPRTとOverDriveを有効にし、165Hzでの出力を活かすことで、映像のブレや残像が大幅に減少し、エイム精度の向上につながります。
また、暗い場面で敵を見逃さないように輝度を少し高めに設定するのがポイントです。
RPG・動画視聴向け設定
設定項目 | 推奨設定 | ポイント |
---|---|---|
画面モード | 「映画」または「スタンダード」 | 色味が自然になり、作品の世界観をより忠実に再現 |
OverDrive(OD) | 中〜低め | 残像を少し残すことで映像の動きが自然に感じられる |
MPRT | OFF | チラつきを抑え、明るさを確保して映像本来の美しさを維持 |
輝度/コントラスト | 標準〜やや抑えめ | 長時間の視聴でも目が疲れにくい |
ブルーライトカット | 1〜2段階 | 目の負担を軽減し、夜間の視聴にも適している |
解像度出力 | 1080p | モニターと機器の解像度を合わせることで最適な画質を得られる |
RPGや映画鑑賞では、スピードよりも色の自然さや映像の深みが重視されます。
MPRTはオフにしてチラつきを防ぎ、ブルーライトカットを軽く入れることで、長時間の視聴でも快適な環境を維持できます。
標準モードではなく「映画」や「スタンダード」に切り替えることで、作品の雰囲気がより引き立ち、没入感のある映像体験が可能です。
どんな人にGREEN HOUSE GH-ELCG238Bはおすすめ?


- 初めてゲーミングモニターを購入する人
- FPSやTPSなど動きの速いゲームを快適にプレイしたい人
- コストを抑えつつ、165Hz・1msといった基本性能を重視したい人
- 作業・映像鑑賞・ゲームなど複数用途を1台でまかないたい人
- 広視野角と自然な発色で写真・動画をきれいに楽しみたい人
GREEN HOUSE GH-ELCG238Bは、初めてゲーミングモニターを導入する人や、コストを抑えながら基本性能をしっかり確保したいユーザーに最適なモデルです。
165Hz・1msといったゲーミング性能はもちろん、FFSパネルによる自然な発色や広視野角、柔軟なスタンド機構など、作業・動画視聴など幅広いシーンに対応できます。
USBハブや豊富な入力端子など実用性にも優れており、メイン機としてもサブ機としても活躍するバランスの取れた1台です。


よくある質問
PS5やSwitchでも使えますか?
HDMI接続で利用可能です。PS5では最大120Hz出力にも対応し、滑らかな映像でプレイできます。
スピーカーは内蔵されていますか?
内蔵されていません。音声を出力するには外部スピーカーやヘッドホンが必要です。
HDRには対応していますか?
いいえ、非対応です。映像の明暗差を重視する場合はHDR対応モデルを検討してください。
モニターアームに取り付けられますか?
はい、100×100mmのVESAマウントに対応しており、アームへの取り付けが可能です。
165Hzで使うには何が必要ですか?
DisplayPort接続が必要です。HDMI接続時は最大144Hzまでとなります。