ゲーミングコントローラーに求められる「反応速度」「操作性」「耐久性」。
これらを高コスパで実現しているのが、GameSir Nova 2 Liteです。
ホール効果スティックとトリガーを搭載し、ドリフト耐性や精度を強化。
Bluetooth・2.4GHz・有線の3接続方式に対応し、PC・Switch・スマホなど幅広い環境で使用できます。
本記事では、スペックや使用感、口コミ、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
GameSir Nova 2 Liteのスペック詳細

項目 | 内容 |
---|---|
接続方式 | Bluetooth/2.4GHzワイヤレス/USB-C有線 |
ポーリングレート | 有線・2.4GHz:最大1,000Hz(Bluetoothは非対応) |
ジャイロ | 非搭載 |
トリガー | ホール効果トリガー/ストローク調整可能 |
追加ボタン | 背面ボタン×2(マクロ/割り当て対応) |
スティック | ホールエフェクトセンサー(ドリフト耐性あり) |
十字キー | 8方向入力対応・軽快なクリック感 |
重量 | 約230g前後 |
サイズ | 約156×107×60mm |
対応機種 | Nintendo Switch、Windows、Android、iOS |
バッテリー | 連続使用:約5〜8時間/有線充電対応 |
その他 | ターボ機能・振動機能・RGBインジケーター搭載 |
GameSir Nova 2 Liteの特徴

ホールエフェクトスティック&トリガー採用で耐久性アップ
GameSir Nova 2 Liteの最大の特徴は、スティックとトリガーの両方にホールエフェクトセンサーを採用している点です。
この技術は磁気によって位置を検知する仕組みで、従来の物理的な可変抵抗方式とは異なり、内部に摩耗する接点部品が存在しません。
そのため、長期間使用してもスティックドリフト(スティックが勝手に入力される現象)が起きにくく、メンテナンスフリーで安定した操作を維持できるのが大きな利点です。
1,000Hzの高ポーリングレートで低遅延操作
GameSir Nova 2 Liteは、有線および2.4GHz接続時に最大1,000Hzの高ポーリングレートに対応しています。
ポーリングレートとは、コントローラーがPCや本体に入力情報を送信する頻度を表す値で、1,000Hzであれば「1秒間に1,000回入力信号を送る」ことを意味します。
この数値が高いほど、ボタンを押した瞬間の反応が速くなり、入力遅延(ラグ)が減少します。
実際に有線または2.4GHz接続でプレイすると、反応が非常に軽快で、ボタン入力からキャラクターの動作までのタイムラグをほとんど感じません。
3つの接続方式に対応
GameSir Nova 2 Liteは、Bluetooth・2.4GHz・有線USB-Cの3方式をすべてサポートしています。
このマルチ接続対応により、PCやNintendo Switch、Androidスマートフォン、iPhone/iPadといった複数の環境でシームレスに使い回すことができます。
Bluetoothは持ち運びに便利で、スマホやタブレットとの接続に最適。
2.4GHzは遅延の少なさと安定性を両立しており、家庭用ゲーム機やPCでの使用に向いています。
背面ボタン+マクロ機能で自由度の高い操作
背面には2つの追加ボタン(M1・M2)を搭載しており、自由にボタンを割り当てることが可能です。
単一ボタンの複製だけでなく、複数の操作を組み合わせて記録するマクロ機能にも対応しているため、たとえば「ジャンプ→攻撃→回避」といった複雑な連携をワンタッチで実行できます。
この機能は、格闘ゲームやアクションゲームで特に重宝します。
例えば“必殺技入力”を登録しておけば、誤入力を防ぎながら安定した操作を再現できるため、初心者でも高度なプレイが可能になります。
FPSではリロードやしゃがみ撃ち、エイム切り替えなどを背面に設定することで、右スティックを離さずに操作できるのも大きなメリットです。
軽量で持ちやすいボディデザイン
GameSir Nova 2 Liteは、約230gという軽量設計ながら、剛性感のある筐体構造が特徴です。
長時間プレイしても手首や指への負担が少なく、手の小さいユーザーでも快適に扱えます。
グリップは手のひらに沿うようなラウンド形状で、表面には滑り止め加工が施されており、汗をかいても滑りにくいのがポイントです。
ボタン配置も自然で、主要ボタン・スティック・十字キーの距離感が絶妙に調整されています。
コスパに優れた設計
GameSir Nova 2 Liteは、上位機種にも搭載されるホールエフェクト技術や1,000Hz通信を取り入れつつ、価格を5,000円前後に抑えた非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。
一般的にホールエフェクト搭載モデルは8,000〜12,000円クラスが多い中、同等の機能をこの価格帯で実現している点は特筆すべきポイントです。

使用感について
握り心地とサイズ感
コンパクトながら自然なグリップ形状で、手のひらにフィットします。
軽量なため長時間プレイでも疲れにくく、操作の安定感も良好です。
スティックの精度と感触
ホールエフェクトスティックは滑らかで、繊細な動きを正確に反映。
FPSなどエイム精度が求められるゲームでも思い通りの操作が可能です。
クリック感はやや軽めで、柔らかい入力がしやすい印象です。
トリガー操作
ホールエフェクトトリガーの押し込みは非常に滑らかで、抵抗も自然。
ストローク調整が可能で、浅く設定すれば即時反応、深めにすれば細かなアクセル操作にも対応します。
アナログ入力が必要なレースゲームでも安定した操作ができます。
無線接続の安定性
2.4GHz接続では遅延をほとんど感じず、有線と同等のレスポンス。
Bluetoothでは若干のラグが出る場面もありますが、軽量ゲームやRPGなら快適です。
バッテリーと充電
600mAhのバッテリーは約5〜8時間の連続プレイが可能。
USB-Cケーブルで充電しながらの使用もできるため、長時間プレイでも問題ありません。
振動とボタン感
振動は程よい強さで、アクションの臨場感を高めます。
ボタンは軽快なクリック感で、連打操作にも向いています。

GameSir Nova 2 Liteの評判・口コミまとめ
良い口コミ

低遅延で反応が速く、FPSでも快適



背面ボタンが便利で、操作を簡略化できる



スティックドリフトが起きにくく、長く使える
悪い口コミ



Bluetooth接続ではややラグがある



ジャイロ非搭載が残念



バッテリー持続時間が短め
GameSir Nova 2 Liteは、価格帯を超えた操作性と応答速度が高く評価されています。
特にホールエフェクトスティックによる安定した操作性や、背面ボタンの使い勝手の良さが好評です。
一方で、ジャイロ非搭載やBluetooth時のわずかな遅延などの弱点も指摘されています。
全体的には、コスパと性能のバランスに優れたモデルとしてユーザーから高い満足度を得ています。
GameSir Nova 2 Liteのメリット・デメリット
メリット
- ホールエフェクトスティック&トリガーで高耐久
- 1,000Hzの高ポーリングレートで低遅延操作
- 背面ボタン・マクロ対応で操作の自由度が高い
- 軽量設計で長時間プレイも快適
- コスパ抜群の多機能モデル
GameSir Nova 2 Liteの魅力は、なんといっても「価格以上の完成度」にあります。
ホールエフェクト技術による耐久性の高さ、遅延を抑える1,000Hz通信、背面ボタンやマクロ機能といった上位機種並みの装備を、5,000円前後で実現している点は圧巻。
長時間プレイでも疲れにくく、軽量ボディで扱いやすいことから、カジュアルゲーマーから中級者まで幅広い層に対応可能。
複数のデバイスで使い回せる汎用性も高く、コントローラーを一台に集約したいユーザーに最適です。
この価格帯では競合製品よりワンランク上の体験が得られる、まさに“コスパ特化型の万能モデル”といえます。
デメリット
- ジャイロセンサー非搭載
- Bluetooth接続ではわずかな遅延
- バッテリー持続時間が不明確
- サイズ情報が公式未公開
欠点としては、ジャイロ非搭載によりモーション操作を多用するSwitchタイトルとの相性が限定的な点、Bluetooth接続時の微妙なラグ、そしてバッテリー持続時間の不透明さが挙げられます。
また、公式仕様に重量・サイズの正確なデータがなく、購入前にイメージしづらいという指摘もあります。
ただし、これらの要素はいずれも「上位モデルとの比較」で目立つ程度であり、実際のプレイ体験を損なうような致命的欠点ではありません。
全体的には、価格を考えれば十分に納得できる範囲に収まっています。
“高性能ながら実用重視”というGameSir Nova 2 Liteの立ち位置を理解すれば、多くのユーザーにとって満足度の高い選択肢となるでしょう。


どんな人にGameSir Nova 2 Liteはおすすめ?


- PC・Switch・スマホで1台を使い回したい人
- コスパを重視して高性能モデルを選びたい人
- ドリフトしにくいコントローラーを求める人
- 背面ボタンやマクロ機能を活用したい人
- FPSやアクションゲームで反応速度を重視する人
GameSir Nova 2 Liteは、複数のプラットフォームを跨いでゲームを楽しむユーザーにとって、非常にバランスの取れた選択肢です。
Bluetooth・2.4GHz・有線の3接続に対応しているため、PCやSwitch、スマホといった異なる環境でも同じ操作感でプレイでき、「1台で何でもできる」という安心感があります。
また、ホールエフェクトスティックとトリガーによる耐久性の高さは、長期間安定して使いたい人にとって大きな魅力です。
一方で、ジャイロ操作が必要なSwitchタイトルや、ワイヤレスで長時間プレイする用途ではやや物足りなさを感じる場面もあります。
しかし、それを補って余りあるレスポンス性能と汎用性があり、「できるだけ安く、でも妥協せずに良いコントローラーを選びたい」というユーザー層にはぴったりです。


よくある質問
iPhoneやiPadでも使えますか?
Bluetooth接続で対応していますが、アプリやゲームによってはボタン配置が異なる場合があります。
有線と無線、どちらが遅延が少ないですか?
有線または2.4GHz接続が低遅延です。Bluetoothは便利ですが、反応速度を重視するなら有線推奨です。
背面ボタンの設定は簡単ですか?
本体操作のみで割り当て可能。マクロ登録もできるため、複雑な操作をワンタッチ化できます。
バッテリーはどのくらい持ちますか?
公式発表はありませんが、5〜8時間程度の使用が目安です。有線接続中も使用可能です。
保証期間はどのくらいですか?
GameSir製品は通常1年間のメーカー保証が付属しています。初期不良や動作不良にも対応しています。

